土の中からとんがって出てくるヤツがいる。
生命力のみなぎった黄緑色をして、空にむかって「どうだ!、どうだ!、どうだ!」という勢いで出てくる。指先くらいの大きさしかなかったものでも、数日で二倍の大きさに成長する。 |
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黄緑色した生命
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| 土の中から |
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花をつけ、種をつける頃にはけっしてみられない姿が、春先だけ観察できる。
落ち葉に埋もれ、茶一色の大地にポツポツと緑のとんがったヤツら。まだ小さかったけれど、青空にむかってギザギザの葉っぱを突き出していた。 |
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空を飛びまわる野鳥たちなら、すぐにコイツをみつける。けれど、とんがっているから手を出せない。
とんがってないヤツなら、簡単に食べつくし、まる裸にしてしまうが、全身で野鳥を威嚇し、葉の先っぽまでとがらせるコイツは食えない。 |
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| とんがったヤツ |
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| ノカンゾウの新芽 |
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「食えるなら食ってみろ!」といわんばかりに、葉の先っぽをとがらせ、全身で野鳥を脅す。
土の中から出てきたときから、すでにとんがって出てくるコイツ、花を咲かせた姿を思い浮かべながら、この植物のことを考えてみた。 |
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通訳翻訳館 館長
平岩 大樹 |
プロフィール
1998年10月、「通訳翻訳館」の前身となった非営利求人求職マッチングサイト「個人翻訳通訳館」ウェブサイトを立ち上げる。2000年に同サイトを「通訳翻訳館」に名称変更するとともに「通訳」と「翻訳」に特化した求人求職マッチングサイトを始める。現在、通訳翻訳分野における「求人と求職のミスマッチ解消」を使命とし「通訳翻訳館」を運営している。 |
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