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■「600年の時を刻む」-2004/02/27
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 1394年からはじまる氷川神社が、歩いて15分のところにある。610年の歴史を誇るこの石神井氷川神社を訪れる人はあまりいない。黒光りした社が鎮座しているのみだ。

 近くにいくつか神社があるが、この神社だけは桁はずれの威圧感を放っている。興味をもってよく観察してみれば、江戸時代に奉納された石灯龍があり、天保8年(1837年)から睨みをきかせている狛犬もいる。

石神井氷川神社の狛犬
石神井氷川神社の狛犬
 作り物、見てくればかりの娯楽施設がのさばり、数百年以上にわたる時の試練を超え、地域住民を支えてきたさまざまな文化遺産が忘れられている。「楽しい」、「面白い」を超えて受け継いでいかなければならない歴史と文化が、いたるところでないがしろにされている。

 この社が放つ威圧感は室町時代、江戸時代をへて現代に受け継がれる日本の歴史と文化なのである。100年後、300年後、600年後の日本はどうなっているのだろうか。そして、この社は未来の人々に何を語りかけるのか。空想の世界を散歩しながら、未来のことを考えてみた。
通訳翻訳館 館長
平岩 大樹
プロフィール

 1998年10月、「通訳翻訳館」の前身となった非営利求人求職マッチングサイト「個人翻訳通訳館」ウェブサイトを立ち上げる。2000年に同サイトを「通訳翻訳館」に名称変更するとともに「通訳」と「翻訳」に特化した営利求人求職マッチングサイトを始める。現在、通訳翻訳分野における「求人と求職のミスマッチ解消」を使命とし「通訳翻訳館」を運営している。


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