神さまの田んぼのことを「神田」というそうだ。石神井氷川神社には、小さな「神田」があり、新嘗祭で献穀する稲が大切に育てられている。神さまの田んぼに植えられた稲たちは、ぐんぐんと背丈が伸び、すごい勢いで成長している。
神さまの田んぼに植えられた稲たちを眺めていると、広大な農地がひろがる江戸のねりまが目に浮かんだ。江戸のねりまには、全国的に知られた「ねりまブランド」があった。江戸のねりまでしか生産できない大根、「ねりま大根」だ。
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| 石神井氷川神社の神田 |
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| 神田の対馬赤米 |
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江戸のねりまには、武蔵野の豊かな水源と肥沃な土壌があり、巨大都市「江戸」と商業都市「川越」を結ぶ宿場があった。江戸のねりまは、地の利を徹底的に活かし「ねりまの大根」を全国的に売り込んだ。農家間の生産競争、品質競争をへて生み出されたのが「ねりま大根」だった。
現在の練馬にはキャベツ畑やネギ畑が残っているだけで、大根の畑はない。近くのスーパーや八百屋にも「練馬大根」はない。練馬区の区報には「練馬大根が一部の農家で栽培され、種が保存されている」という記事があった。江戸の食文化を支えたねりまは、競争するブランド産地だった。 |
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通訳翻訳館 館長
平岩 大樹 |
プロフィール
1998年10月、「通訳翻訳館」の前身となった非営利求人求職マッチングサイト「個人翻訳通訳館」ウェブサイトを立ち上げる。2000年に同サイトを「通訳翻訳館」に名称変更するとともに「通訳」と「翻訳」に特化した営利求人求職マッチングサイトを始める。現在、通訳翻訳分野における「求人と求職のミスマッチ解消」を使命とし「通訳翻訳館」を運営している。 |
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