一流の音楽家、翻訳家、経営者、職人に共通することがある。一流の音楽家、翻訳家、経営者、職人は自分で一流だとはいわない。けっして自分を一流だとは思っていない。師匠や先人に比べれば自分など「まだまだ」だと思っている。
謙虚であり、学ぶ姿勢を持っている。けっして「先生ぶったり」しない。そもそも、一流だと認めるのは社会が決めることであり、自分自身で自慢するようでは自ら「三流」の品質証明をしているようなものだ。
見てくれや、カッコばかりつけ、先生ぶっている人は自分に対する自信がない。一流の音楽家、翻訳家、経営者、職人は自分に対する絶対的な自信をもっているものの、自分ができることに限界があることも知っている。だから謙虚であり、学ぶ姿勢を持っている。 |
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